3DOMセパレーターを用いた二次電池用リチウム金属負極

金属リチウムはエネルギー密度が高く(3861 mAh g-1)、平衡電位も低く(-3.045 V vs. SHE)電池の負極材料として理想的ですが、二次電池として用いる場合リチウムデンドライトが生成するため、安全性や耐久性に問題があります。我々の研究室では、三次元規則配列多孔(3DOM)構造を有する高分子膜をセパレーター(3DOMセパレーター)に用いることで、リチウムデンドライトの生成を抑制し、実用的なリチウム金属負極を目指して金属リチウムを二次電池用負極材料として利用するべく研究を進めています。

リチウム金属