セラミックス電解質を用いた全固体リチウムイオン二次電池の作製

現行のリチウムイオン二次電池は、可燃性の有機溶媒を電解質として使用しているため、液漏れや発火など安全性に問題があります。そこで、不燃性のセラミックス電解質を使用した全固体リチウムイオン二次電池に注目が集まっています。

液体電解質を使用した場合、電極の孔の中に電解質が自然に染み込んでいく為、電極-電解質の接触面積が大きくなります。これに対し、固体電解質を使用した場合、電極材料と固体電解質の接触面積が小さくなるという問題があります。そこで、固体電解質を三次元化し、電極-電解質の接触面積を三次元的に大きくした三次元全固体リチウム電池の作製に取り組んでいます(図1)。

図1 3次元電池